もうすぐ6月。
早くも夏を感じる日も多くなってきましたね。
ブラックベリーの花も咲き始めました。
昨年の夏は、地球の歴史上この2000年間の中で一番気温の高い夏だったようで
今年はそれを上回る暑さを予想。とニュースでやっていました。
私が子どもの頃は弘前はクーラーなんて必要がない地域でしたが、今は必須。
去年は蚊も多くて、日に三度は刺されていたし、10月過ぎても飛んでいました。
北国だからとかもうあんまり関係無くなってきてますね、確実に。
とはいえ、どうやっても季節は夏に向かっていくもの。健康体を維持してなんとか乗り切っていきましょう。
今月始め
清水森工房庫の山桜、今年もきれいに咲きました。
弘前公園の桜も3月の冷え込みからか、色が濃くて今年はよりボリューミーできれいに感じました。
日本の皆さん、お疲れ生です。
ビール片手に言いたくなるくらいの眺望。
夕暮れ時の岩木山
桜満開の週末、弘前公園に向かう車の渋滞。
日常には見られないテールランプの行列が凄くいい味を出していました。
東京や大阪、主要な都市はインバウンドのお客様がかなり多く賑わっているみたいですが
ゴールデンウィーク中の弘前も桜祭り効果で海外の方々も多く見かけました。
しかし、まだまだ、、青森の自然は年間通して素晴らしい。
国内の方々にも是非、飾らない弘前を感じてほしいです。
仕事の話を
お客様がお持ちのアンティークのちゃぶ台に脚をつけて、テーブルとして使いたいとのご依頼
ちゃぶ台についてある折りたたみ式の脚は勿体無いのでそのままにして
楔(クサビ)でとめるシンプルな脚を制作。
ちゃぶ台として使いたい時には、作った脚はバラしてすっきりと収納することが出来ます。
脚の下部には遊びでワンポイント入れたり。
真っ白な三角スツールも一緒に納品しました。
奥にある大正期の食器棚も素敵です。
お喜びいただけて何よりです。全体に馴染んでいて安心しました!!
こちらはお直しのご依頼。
30年前に制作したダイニングセット
引っ越しを機会に天板を磨き直してほしいとのご依頼でした。
DAIROKU初期のデザインがまた新しさを感じます。
楢の一枚板を使用したダイニングテーブル
木本来が持つ美しさ
研磨、塗装を施し、また生まれ変わりました!
テーブル天板の裏面には制作者である父のサインが彫られていました。
1994年の1月。私は12歳。
まさか自分がこの仕事を引き継いで、お直しをしているとは
この頃は全く考えたりもしていませんでした。
こういったお直しやリメイク、お引き取り等、最近は少しずつ増えてきて
記された父のサインや、当時のデザイン、構造を見ると新たな発見があって
この仕事を引き継いで良かったなぁと思います。
壊れるものは作っていない。
次の世代へ引き継いで使ってもらえるものづくり
家族であれ他人であれ、そのデザインを気に入って引き継いで使っていただくことは
作り手にとって本当に幸せなことです。
時代が変わっても、良いものは変わらない。
これからもDAIROKUのもの作りを続けていきます。
こちらは東京へ
千駄ヶ谷にあります『CEROTE ANTIQUES TOKYO 』さんへ発送しました。
ありがたいことに、、、ホームページのブログでも紹介いただいてます。
→ → 『CEROTE ANTIQUES TOKYO』さんホームページ
お近くの方は是非!
最近はスツール制作をしていました。
これからに向けて諸々作っていきます。
来月開催の展示会のお知らせをひとつ。
昨年12月に開催された『地球をたがやし宇宙とかたる』
今回は6/27〜29に開催されます。
前回の様子はこちら → 2023,12,7 ブログ
新たなメンバーも加えバージョンアップ。
さらに今回は風鈴作りのワークショップもあります。
会場の「薬王山 正伝寺」さん
前回は冬。荘厳なお寺内部と雪景色の日本庭園、とても風情があって素敵でした。
季節変わって今回は夏。
襖を解放し、お庭から入る涼やかな風が心地良い。
風鈴が奏でる初夏の音色と畳のい草の香り
日本の四季に合わせて作られた木造建築の醍醐味と
我々作り手の熱い思いの作品展示
皆様、どうぞお気軽にお越しくださいませ。
プライベートなことではありますが悪しからず。
先日、青森県立美術館へ行って来ました。
フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築 展
高校在学中デザイン史で著名な建築家の方々について勉強していたので
まさかあのフランク・ロイド・ライトの展示をこの青森で見ることができる日が来るなんて!と
タイミング良く、チケットを知人からいただいたことも重なり、行って来ました。
というか美術館とかって一人で行くのいつぶりだ?
43にして初めてだわ。考えてみたら。
帝国ホテル二代目本館、自由学園・・・
建物は勿論、家具や調度品までどれだけ洒落ているのか。
抜かりなき美しさ
浮世絵的世界観とか日本的影響がここにあったとは
行き着いた先の、やはり日本って凄いな。っていう感想。
凄く見応えのある素晴らしい展示でした。
チケットの入手先である知人に感謝です。
からの
別日ですが、、時にはひと息ついて
30年ぶりにお直ししたテーブルセットを納品した帰り
手伝ってもらった津軽千代造窯の佐藤学(がく)君と本格エスニックランチを楽しみました。
野菜多めが嬉しい年代。
食べながらこれからのことについて話す。
「今年はいつにしよう。ってかどういう風にやろうか?」
「そうですね・・・こんなのはー・・」
ということで、今年もやります『room.3』
今秋開催予定!!!
お楽しみに。