先日、拭き漆仕上げを終えた森器が帰ってきました。
その中でも 二枚、お直しが完了した森器があります。
お直し前の写真(下)
右側、欠けているのがわかります。
また、写真では確認出来ない 細い亀裂が上下左右にあったりで…
それを
割れの部分を取り、、、形を整え直して、、
このようになりました。
裏面は
削り直してこのように。
今回お直しした森器は、私がこの仕事を始めるずっと前、、
父が森器を作り出した初期の作品と思われます。
ですので、全てを削り直すということではなく、
父の仕事の痕、削り痕を極力残してあげたいと思い お直しをさせていただきました。
DAIROKUの森器
『拭き漆仕上げ』は知り合いの漆塗り職人さんにお願いしております。
拭き漆の仕上げも完了して戻ってきました。
表面も
裏面もバッチリです。
上品な仕上げと風合い
職人さんに感謝です。
DAIROKUの森器は末永く使っていただくため
形は変われど、新たに拭き漆仕上げを施し お客様の元へお返しさせていただきます。
思い出の森器に また新たな料理を盛りつけて 楽しいひとときを。
以前、森器をご購入されて 割れや亀裂が入ってしまってそのままになっている…
そういったお客様は是非一度、お直しについてお気軽にご相談下さい。
お直しの金額等、詳細をご説明させていただきます。
最近の仕事
両アームチェア(白)を制作してました。
奥に見える二脚(茶)は お客様元へ嫁いで、今 一旦お預かりしているものです。
並べると 茶色と白色、どちらもいいね。
早朝の弘前市
もう12月も暮れだってのに、、雪が全く無い
去年の今頃は大雪で本当 大変だったのよ…
雪掻きしなくてもいいから体的には大分楽だけど
降るものが降らないとやっぱり怖い。
今年の冬はどこへ行ってしまったのかなって
ある程度の雪が 暮れの街角の雰囲気を醸し出してくれるんだけどな
今年も残り僅かです。