befor and after

卓上ドレッサーセット、発送しました。
 
 
 
dairoku 2019 4 dresser
 
 
以前、座卓をお直ししたお客様からのオーダーでした。
(以前の様子はこちら→『ginza six days』、『春休み』)
 
 
 
 
 
お母様から二人の娘さんに贈りたいということで
 
 
 
無事、お受け取りいただいたようです。
 
 
 
素敵な贈り物にDAIROKUの作品を選んでいただき、嬉しく思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2019年、早くも4月半ばになりましたが
 
 
 
さかのぼること約3ヶ月前、、1月のある日に 一本の電話が鳴りました。
 
 
 
お相手の方は 青森市に在住のお客様。
 
 
 
30年前、マイホーム新築に併せて 父に家具をオーダーした方でした。
 
 
 
今年新たな地へ引っ越す予定で、今まで使用していた家具を小さくして再度使うようにできるものか?
 
 
 
という内容のお電話でした。
 
 
 
 
まずは現在の状態を見てから、制作可能か判断をします。というお返事をし
 
 
 
お宅訪問、引き取りをしてきました。
 
 
 
それがこちら
 
 
dairoku 2019 4 dining table
 
 
ミズナラの一枚板(1980mm×890mm)を使用したダイニングテーブル
 
 
贅沢な天板!!
 
 
 
そのサイズに驚きです。
 
 
 
 
 
それを、長さを1320mmにカットし、座卓スタイルにしました。
 
 
 
dairoku 2019 4 nara zataku
 
 
 
 
dairoku 2019 4 nara low table
 
 
 
dairoku 2019 4 nara tenban
 
 
天板には割れがあるので、リボン型のちぎりを入れ
 
 
 
その他気になる箇所にピース状の埋め木を施しました。
 
 
 
 
所々にあるモザイクがかわいく見える。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それから、引き出し
 
 
 
今では使用していない針葉樹材を使って作ったものでした。
 
 
 
現在は広葉樹材を使用し制作を行なってるので、DAIROKU初期の作品ということがわかります。
 
 
 
dairoku 2019 4 hikidashi tsumami
 
 
特徴ある引き出しのツマミは父が一つ一つナイフで削り出して作ったもの
 
 
 
手作り感が感じられるツマミですが
 
 
 
小さいお孫さんが引っかからないように、 突起があまりないタイプに付け替えしてほしいということで
 
 
 
 
 
 
dairoku 2019 4 hikidashi tsumami renew
 
 
このようにしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
dairoku 2019 4 hikidashi onaoshi
 
 
 
当時流行のカントリースタイルの風合いが感じられる 大きなチェスト
 
 
 
30年という歳月が色に出ています。
 
 
 
 
まさか 父が制作した作品を、時を経て息子の私が新たに仕事をさせていただく日が来るなんて
 
 
 
とても感慨深いことです。
 
 
 
30年前といえば、私がまだ小学一年生の時。
 
 
 
今の私よりも若い父はどんな思いでこの家具を作ったのだろう。
 
 
 
そんなことを考えながら仕事をしました。
 
 
 
素晴らしい経験をさせていただいたことに、感謝申し上げます。
 
 
 
 
DAIROKUでは当工房の作品のみ、お直しのご相談承ります。
 
 
 
以前ご購入された家具等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
 
 
 
皆様とのご縁に感謝です。
 
 
 
ありがとうございます!!
 
 
 

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