一昨日、 一泊二日で札幌へ行ってきました。
現在、札幌東急百貨店6階 画廊プレミアムスクエアにて
『誕生を慶ぶ 祝いの手工芸』展が開催中です。
北海道内の作家さんに加わり、青森県の私の作品も並んでおります。
今回は「お子様の誕生」をテーマにした企画展ということで
子ども椅子をメインに卓上ドレッサーセット、子テーブル、森器を出品しております。
お時間ございましたら、是非。
それから、同時期開催となりますが
函館市の地域交流まちづくりセンターでも『日本のKOUGEI,弘前の工芸』展が開催されており
弘前工芸協会の一員として、私も作品を出品しております。
こちらも是非、よろしくお願いいたします。
東急百貨店の出品は札幌在住の木工作家、屋中健洋さんからの紹介というご縁で参加させていただきました。
屋中さんはお父様の秋谷さんも木工作家で、二代に渡り活動されております。
(お二人の工房→ 木工房 緑舎)
お父様の秋谷さんは私の父と古くからの友人で、家族ぐるみのお付き合いをさせていただいてます。
10年前には親と子それぞれで札幌市内にて展示会を開催しました。
月日は光陰の矢の如し
その間にも其々に様々なことがありましたが
お互いに連絡を取り合い、現在に至ります。
今回、札幌ではお父様の秋谷さんが案内してくださいました。
10年前の展示会にて購入していただいた「子ども椅子」
ご購入いただいた方は老舗のお蕎麦屋さん。
現在もお店で使われておりました。
10年の歳月を経て大切に使われていた証を光沢が物語っています。
24Hの札幌滞在。
短い時間ではありましたが、屋中さん親子との再会をメインに
今回の展示でお世話になった方々へのご挨拶
過去の自分の作品との再会と
濃ゆい時間を過ごしました。
こんな時期だからこそ、人と人とのありがたさを
より一層強く、感じた旅
コロナウィルスという見えない脅威
日本経済、世界的レベルでの影響が
確実に広がっているのが 先日の東京、今回の札幌と実際に自分の目を通して伝わってきました。
この先のことは誰も予測はできないけど
自分ができることをして 正直に 真面目に進み続けるということを
改めて再認識。
バターは数多くあれど
このレトロな缶に惚れて、迷わず手にした北海道土産。
名前の信頼性とか値段とかは勿論
時代が代わっても良いものを長く作り続ける大変さ
それでも
ぶれずに進み続けるということ。
行き着く先には選んでもらえる
そして、何よりも やっぱり選んで良かったって思ってもらえる
世代がかわっても引き継いで愛されるような
大雑把にしか説明できないけど、そんなふうになりたいと思った。
最後の最後まで教えられた今回の旅
北海道はやっぱり大きかった。
札幌に感謝。ありがとう。