だいぶ長く空けてしまいました。
ご無沙汰しております。
季節は冬から春へ。皆様、お元気ですか?
こちら弘前も街からは雪もすっかり消えて、桜の開花が待ち遠しいこの頃です。
振り返ってみれば、今年は全国的に本当に大雪に悩まされた冬でしたね。
弘前も1982年の観測を始めて以来、過去最高の積雪量になるなど、、
81年生まれの私にとっては経験したことのないものでした。
工房裏側 雪下ろし何回しただろうか。。
もうこうなると自力で2階から出入り出来ます。
自宅裏側。
除雪機が無いので全て人力。冬休み中の子等も総出で雪片付けをする。
これには本当助かった!!子の成長にありがたさを感じました。
ソリ遊びも楽しめるくらいに。
清水森倉庫も定期的に雪かきをしに行ってました。
通常は日中に雪片付けをしに行きますが、それでは間に合わず日が暮れてから行くこともしばしば
夕方になると刻一刻と表情を変える雪景色。
暗闇にひかる雪灯の美しさに、疲労困憊の身体も癒される。
今年ほど雪が憎たらしいと思ったことはない。
非力にも此処はもはや人間の住む場所では無いと思って嘆いてしまったのは事実。
しかしながら、雪景色の美しさを目の前にすればやはりこの土地に居て良かったと思える。
そんな魔法が雪には宿っているのかもしれない。
4月。あの膨大な雪もすっかり消えるもので
春もそこまでやって来てます。
この厳冬を乗り越えられたことには誇りを持とうと思います。
これからに向けて色々制作しています。
昨年12月から今年3月初旬まで、木工旋盤の轆轤を使ってのお椀や小皿を制作する勉強をしに大鰐町まで通っていましたので、本業の制作は3ヶ月ぶり。
スツール作りは楽しくて仕方なかったです。
お椀や小皿もこんな感じで作れるようになりました。
また12月から通い始めます。
昨年末に制作した King’s Chair
納品先のお客様からお写真を送っていただいたのでご紹介いたします。
手前にはNAGAスツールも見えますね。
以前納品した片肘ベンチも一緒に
これからの季節は外でお使いいただくのもいいですね。
素敵なお宅に馴染んでいて安心しました。
これからもどうぞよろしくお願いします!!
弘前の新たなスポット、津軽の民芸品を取り扱うお店『草邑』さんでお取り扱いいただいています。
店内もお洒落で陶器、布もの、竹籠、漆器、食品、、と品揃えも豊富です。
珈琲とスイーツもいただけるのもいいですね。
地元のものにこだわった新名所『草邑』さん。
弘前にお越しの際は是非!!
4/18-24まで、地元弘前で展示会を開催します。
『地球をたがやし宇宙とかたる』
3回目となる今回は、お寺が建ち並ぶ禅林街にある正伝寺さんから飛び出し
弘前のメインストリートである土手町に繰り出します!
昨年5月に惜しまれながら閉店してしまった老舗和菓子屋さん。弘前市民であれば誰しもが知るお店です。
多分、こちらで開催できるのは最初で最後ということで
なかなかお目にかかることの出来ない謎めいた店舗内を会場に、参加者一同わくわくです。
ご紹介くださった草邑さんに感謝いたします。
さぁ、どんな展示になるか、、
会期は日本一とも言われる弘前城さくら祭りと同時期です。
弘前公園へ向かう傍ら、是非お立ち寄りください!
と、年明けからなんだかんだでバタバタで今に至ります。
春は移動の季節。
今月から新生活が始まる長女の引っ越しがあり、車を満載にして横浜まで行ってきました。
高校生の長男は留守番でしたが、春休み中の小学生組2人を連れて、久々の旅行気分。
コロナを期に私の仕事も、地元特化に切り替えたこともあり車での上京は相当ぶり
車でなくても最後の上京は2年前だったし。あれから自身の生活スタイルが大分変わりました。
引っ越しを終えて束の間のオフ
半日だけ観光を楽しみました。
子の成長とともにそれぞれのスケジュールだったりで中々一緒に出かけることは叶わなくなってしまったけれど
皆揃ってまた来たいという気持ちは言うまでもなく。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り
娘と別れ、帰りは車窓から隅田川の桜を眺めながら、ひと足先にお花見気分。
おにぎりも余計に美味しく感じたのは間違いない。
運転しながら、同じく18で上京したあの頃の自分のことを重ねてみる。
がむしゃらに頑張ったことが無駄だったなんてことは決してひとつも無くて
あの経験があったからこそ今の自分がいるんだっていうこと
自信を持って行きなさい。と当時の自分に、そして娘に伝えたい。
帰宅して思い出す楽しかったオリジナルヌードル作り
まだ少し飾っておこう。
さよならさミッドナイトガール
いつも夜があけて朝がくるころ
私はまだ寝ぼけてる
おはようが聞こえるような気がしてる
焼き付けたフィルムをまた回してく。