藍染のような西洋朝顔
例年ならば8月の暑い盛りに咲くのですが、今年は今頃咲いています。
夏を惜しんでの狂い咲きでしょうか。
色がとてもきれいです。
先日の投稿から、弘前はだいぶ秋めいてきました。
我が家では時間帯によって、早くもストーブを使い始めてます。
さて、今週金曜日から開催の『room.3』
DMの建太郎ver.と
学ver.
今回は弘前市内に店を構えるモロッコ雑貨店「tabia2」さんも参加します。
青森の手仕事がモロッコと出会ったら・・・ということでイメージ撮影してみました。
いつになく鮮やかな色合い=暖かさがそこにはありました。
明日は会場の清水森工房庫の大掃除。
展示会当日までは毎度、バタバタですが
年に一度のお祭り。room.の二人の仕事の成果
いいものを皆様にお見せ出来るよう頑張ります。
それでは、会場でお待ちしております。
お気をつけてお越しくださいませ。
『room.3』
9/27(金)-10/3(木) 10:00-17:00
DAIROKU清水森工房庫
青森県弘前市清水森下川原19-8
お問い合わせ 080-5517-6881(大湯)
colorful
アップデート完了
9月中旬に入りました。
ここ青森も残暑厳しい日々が続いています。皆様いかががお過ごしでしょうか?
6月末に開催した展示会『地球をたがやし宇宙とかたる』も終了し
今はこれからのことに向けて制作に明け暮れています。
『地球をたがやし宇宙とかたる』の詳細はインスタグラムの方をご覧ください。
暦的には秋の彼岸も近づいていますし、稲穂も色づき収穫も間近。
昨日は林檎農家の親戚の方から早生品種つがるが届き、秋味を早速楽しんでいます。
日が暮れるのも早くなりましたね。
季節はゆっくりですが確実に移り変わっています。
去り行くこの夏、ここで軽く振り返ってみようかなと
それでは、2024,summer remember スターティン!
ブラックベリー、たくさん実をつけてくれました。
末っ子と収穫。
保存食としてのジャム作りは火を使うので、暑い中頑張って作ってくれた母、お疲れ様でした。
それから、冬に向けての薪仕事
冬を快適に過ごす為に・・・童話のアリとキリギリスを思い出しながら、ただひたすらに割って積み上げる。
早く割って乾燥させなければ。これはもう時間との勝負。
今年は津軽千代造窯の佐藤学君と新たに出来た仲間にも手伝ってもらい、無事終えることができました。
弘前市岩木町の地域おこし協力隊の伊谷君。(写真)
同年代の彼は今春、大阪からはるばるこの弘前にやって来ました。
竹籠の作り手として現在修行中です。
いつか一緒に「The青森」の展示会をやりたいねとかいろんなことを話しながら作業を進めて
美しい薪棚の完成!
おかげさまです。素晴らしい仲間のおかげで今年も無事薪仕事を終えることができました。
ご協力に感謝いたします!!
制作の方も。
オーダーいただいていた棚の納品が2件続いたので、ご紹介します。
まずはこちら
弘前市内のお客様から
ご趣味で収集されている雛人形専用の棚の制作のご依頼でした。
長い年月をかけて全国各地で集めた大切な雛人形。
写真のものは一部ですが、素敵な人形ばかりでした。
時期によって置く人形を変えるのも楽しいですね。
シンプルなデザインの棚は楔(クサビ)で留める昔ながらの技法を用い、板の表面には細かな刃物の削りあとを施しています。
納品もう1件はこちら
黒石市温湯地区にありますお店「養美舎」さん
地物野菜を使用した体に優しいランチのお店です。
以前納品したテーブルとベンチも活躍しているようでなによりです。
今回のご依頼は配膳用トレーを収納する棚の制作でした。
客席からも見えるスペースにジャストサイズで格好良く
下にはスツールを収納できるようにしました。
設置完了!
マフィンとグラノーラ、美味しくいただきました。
オーダーいただいた棚、2件ともお喜びいただくことができて安心しました。良かったです。
これから長い間、どうぞよろしくお願いします!!
とある日は十和田湖へ
休屋地区のあります「暮らしのクラフト ゆずりは」さんへスツール、小物類を納品に行ってきました。
滞在時間もわずかでしたが、夏休み中の末っ子も避暑地十和田湖を堪能した模様。
帰り道
夕暮れ時の岩木山が美し過ぎました。
と、ここまで、、夏の思い出 2024!
と言いたいところですが
8月中旬、私コロナ感染し3日間高熱で寝たきりに。
2年前の同じ時期にも感染し、その時も3日間の高熱。経験したことのない辛さで、大袈裟ではなく少し死を意識したのを覚えています。
今回はその時ほどの辛さはありませんでしたが、お腹も下したりもして、久々に寝込んでしまいました。
こうなると1週間は何も出来ないので、作業が出来ないイライラもありましたが
休む時は休む。そう決めて療養。
前回は味覚障害や倦怠感等の後遺症もかなり長く続きましたが
今回は復帰も驚くほどに早くて、デトックス的に毒素を排出できたのか、、3キロ痩せ、只今すこぶる元気に仕事をしております。
例えて言うなら携帯電話のアップデートの時、高温になったりするような
↑コロナ療養について、ある作家仲間と話した時に彼が例えていた表現、これがまさにドンピシャだったのでそれ以来私も使わせていただいている。
コロナで亡くなられた方もいらっしゃるので、そんな軽い表現はタブーなのかもしれないだろうけれど、あくまでも伝わり易さとしてご理解の程。
今、バージョンアップされた私は以前より体調が整い、かなりいい感じで動けております!
幸い家族への感染は無かったのですが
ただ、この夏は特にどこに遊び行った訳でもなく、ずっと地元にいて制作をしていたのに感染した私って一体・・・と療養中ずっと頭の中を駆け巡ってました。
きっと疲労が蓄積されていた結果だと思います。
夏の疲れが出る時期。どうか皆様もお気をつけてお過ごしください。
今年もDAIROKU清水森工房庫にて展示会を行います。
『room.3』
9/27(金)-10/3(木) 10:00〜17:00
青森県弘前市清水森下川原19-8
詳細は次回!お楽しみに!
工房展のお知らせ
『room.3』
9/27(金)〜10/3(木) 10:00-17:00
DAIROKU清水森工房庫
青森県弘前市清水森下川原19-8
お問い合わせ 080-5517-6881(大湯)
展示会のお知らせ
『地球をたがやし宇宙とかたる』
6/27(木)〜29(土) 10:00〜16:00
薬王山 正伝寺
青森県弘前市西茂森1-9-1
お問い合わせ 080-5517-6881 (大湯)
でもね、たまには
もうすぐ6月。
早くも夏を感じる日も多くなってきましたね。
ブラックベリーの花も咲き始めました。
昨年の夏は、地球の歴史上この2000年間の中で一番気温の高い夏だったようで
今年はそれを上回る暑さを予想。とニュースでやっていました。
私が子どもの頃は弘前はクーラーなんて必要がない地域でしたが、今は必須。
去年は蚊も多くて、日に三度は刺されていたし、10月過ぎても飛んでいました。
北国だからとかもうあんまり関係無くなってきてますね、確実に。
とはいえ、どうやっても季節は夏に向かっていくもの。健康体を維持してなんとか乗り切っていきましょう。
今月始め
清水森工房庫の山桜、今年もきれいに咲きました。
弘前公園の桜も3月の冷え込みからか、色が濃くて今年はよりボリューミーできれいに感じました。
日本の皆さん、お疲れ生です。
ビール片手に言いたくなるくらいの眺望。
夕暮れ時の岩木山
桜満開の週末、弘前公園に向かう車の渋滞。
日常には見られないテールランプの行列が凄くいい味を出していました。
東京や大阪、主要な都市はインバウンドのお客様がかなり多く賑わっているみたいですが
ゴールデンウィーク中の弘前も桜祭り効果で海外の方々も多く見かけました。
しかし、まだまだ、、青森の自然は年間通して素晴らしい。
国内の方々にも是非、飾らない弘前を感じてほしいです。
仕事の話を
お客様がお持ちのアンティークのちゃぶ台に脚をつけて、テーブルとして使いたいとのご依頼
ちゃぶ台についてある折りたたみ式の脚は勿体無いのでそのままにして
楔(クサビ)でとめるシンプルな脚を制作。
ちゃぶ台として使いたい時には、作った脚はバラしてすっきりと収納することが出来ます。
脚の下部には遊びでワンポイント入れたり。
真っ白な三角スツールも一緒に納品しました。
奥にある大正期の食器棚も素敵です。
お喜びいただけて何よりです。全体に馴染んでいて安心しました!!
こちらはお直しのご依頼。
30年前に制作したダイニングセット
引っ越しを機会に天板を磨き直してほしいとのご依頼でした。
DAIROKU初期のデザインがまた新しさを感じます。
楢の一枚板を使用したダイニングテーブル
木本来が持つ美しさ
研磨、塗装を施し、また生まれ変わりました!
テーブル天板の裏面には制作者である父のサインが彫られていました。
1994年の1月。私は12歳。
まさか自分がこの仕事を引き継いで、お直しをしているとは
この頃は全く考えたりもしていませんでした。
こういったお直しやリメイク、お引き取り等、最近は少しずつ増えてきて
記された父のサインや、当時のデザイン、構造を見ると新たな発見があって
この仕事を引き継いで良かったなぁと思います。
壊れるものは作っていない。
次の世代へ引き継いで使ってもらえるものづくり
家族であれ他人であれ、そのデザインを気に入って引き継いで使っていただくことは
作り手にとって本当に幸せなことです。
時代が変わっても、良いものは変わらない。
これからもDAIROKUのもの作りを続けていきます。
こちらは東京へ
千駄ヶ谷にあります『CEROTE ANTIQUES TOKYO 』さんへ発送しました。
ありがたいことに、、、ホームページのブログでも紹介いただいてます。
→ → 『CEROTE ANTIQUES TOKYO』さんホームページ
お近くの方は是非!
最近はスツール制作をしていました。
これからに向けて諸々作っていきます。
来月開催の展示会のお知らせをひとつ。
昨年12月に開催された『地球をたがやし宇宙とかたる』
今回は6/27〜29に開催されます。
前回の様子はこちら → 2023,12,7 ブログ
新たなメンバーも加えバージョンアップ。
さらに今回は風鈴作りのワークショップもあります。
会場の「薬王山 正伝寺」さん
前回は冬。荘厳なお寺内部と雪景色の日本庭園、とても風情があって素敵でした。
季節変わって今回は夏。
襖を解放し、お庭から入る涼やかな風が心地良い。
風鈴が奏でる初夏の音色と畳のい草の香り
日本の四季に合わせて作られた木造建築の醍醐味と
我々作り手の熱い思いの作品展示
皆様、どうぞお気軽にお越しくださいませ。
プライベートなことではありますが悪しからず。
先日、青森県立美術館へ行って来ました。
フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築 展
高校在学中デザイン史で著名な建築家の方々について勉強していたので
まさかあのフランク・ロイド・ライトの展示をこの青森で見ることができる日が来るなんて!と
タイミング良く、チケットを知人からいただいたことも重なり、行って来ました。
というか美術館とかって一人で行くのいつぶりだ?
43にして初めてだわ。考えてみたら。
帝国ホテル二代目本館、自由学園・・・
建物は勿論、家具や調度品までどれだけ洒落ているのか。
抜かりなき美しさ
浮世絵的世界観とか日本的影響がここにあったとは
行き着いた先の、やはり日本って凄いな。っていう感想。
凄く見応えのある素晴らしい展示でした。
チケットの入手先である知人に感謝です。
からの
別日ですが、、時にはひと息ついて
30年ぶりにお直ししたテーブルセットを納品した帰り
手伝ってもらった津軽千代造窯の佐藤学(がく)君と本格エスニックランチを楽しみました。
野菜多めが嬉しい年代。
食べながらこれからのことについて話す。
「今年はいつにしよう。ってかどういう風にやろうか?」
「そうですね・・・こんなのはー・・」
ということで、今年もやります『room.3』
今秋開催予定!!!
お楽しみに。